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ドライカレーについての情報を書いています。 栗原はるみさん、グッチ祐三さんのレシピや、レーズンのレシピ、キーマカレーとの違いなど
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ドライカレーとは、普通の半液状のカレーではなく、汁気のないカレーのことです。

ひとくちにドライカレーといっても、2種類あります。

まず1つめは、ミートソースのカレー版といった感じのものです。
挽き肉を炒めて煮詰めて、汁気がないカレーをご飯にかけて食べるというスタイルのものです。

材料は、挽き肉と野菜のみじん切りがメインです。挽き肉は、牛肉・豚肉・鶏肉が100%か、もしくは合挽き肉で、そのセレクトは個人の好みで分かれそうです。一般的には牛肉を使用したものが多いようです。
また、野菜は、やはりたまねぎはどんなドライカレーにも使われていて、それは必須アイテムとなっています。それ以外は、にんじんやセロリ、ピーマン、グリンピース、トマトなどから何種類かを入れるというのが一般的のようです。

ご飯は白いご飯のほか、サフランライスに合わせることもあるようです。

もうひとつのドライカレーは、見た目はカレーピラフみたいな感じです。
上に書いた上にかけるタイプのドライカレーとは見た目もちょっと違います。
カレーをご飯にかけるのではなく、ご飯自体にカレーの味がついているのです。このタイプのドライカレーは、カレー粉で味をつけたピラフやカレー粉で味付けしたチャーハンもドライカレーと呼んでいます。


さて、ドライカレーって、いったいいつから作られているのでしょうか?

もともと日本に入ってきたときのカレーは、さらさらのスープのようなカレーでした。
これが、明治のころに、日本郵船という会社のヨーロッパ航路に従事していた日本人コックがアレンジして作りだしたものと言われています。

船内で扱いやすいように、汁気のないものを考案したのでしょうか。

はっきりとした資料は残っていないので詳しい年などはわかりませんが、日本郵船歴史博物館の所蔵品の中にある、実際にヨーロッパ航路を航行していた「三島丸」で使われていたメニューの中に「Lobster & Dried Curries(ロブスターとドライ・カリー)」というメニューがあったということが判明しています。
そのメニューは1911年のものということです。

当時のメニューは今のものとそれほど変わらず、汁気のないひき肉のかれーだったようです。








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